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8陣design blog > フリー東トルキスタン > 『シンポジウム「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」 が無事終了。』
 写真は、来日した在英ウイグル人アニワル・トフティ氏へのおみやげの一部。
シンポジウムは成功ですね。会場の雰囲気もありましたが、なかなか格調高いイベントになったとおもいます。とくにペマ・ギャルポ氏の通訳で行われたダライ・ラマ法王の甥御さんケドゥープ・トゥンドゥツプ氏の挨拶が印象的でした。
自分が作ったデザインもはじめのイリハムさんの依頼どおりにステージの左右に。中央にスクリーンがあったので講演者はステージはじの演台で、ポスターの前で話すようなかたちになりました。ポストカードもそれなりに売れたようです。
シンポジウム後、イリハムさんを通訳にアニワル医師のお話しを聞きました。自分はイギリスのフリーチベットとフリーウイグルの現状を知りたかったので質問。
イギリスではイスラムへの偏見が強く、チベット支援者がウイグルも一緒に助けるようなことにはならないようです。イギリスで「Death on the silk road」が放送されて約10年。アニワル医師の活動がなかなか広がらなかったのも、宗教の問題が大きかったとのこと。勉強不足で詳しくは書けませんが、イギリスの植民地支配の歴史、ともかく歴史観が根底にあるという話しでした。
欧米のフリーチベット、フリーウイグルは人権の問題として考えていますね。日本の人権団体と違うのは、中国共産党の強い影響下で活動しているわけではないということです。
今回のシンポジウム。拡大しようとする中国の周辺の国々や民族が反中国共産党として団結しはじめている日本の現状や、それぞれの民族が日本へ期待していることがよく分かる内容でした。
中国の核開発の歴史を知れば、日本とアメリカの対中外交の本質が分かるとおもいます。米ソ冷戦や反核運動の裏側で、中国の核兵器に脅され、膨大な支援をし人権弾圧に手を貸してきた事実。
とりあえず、今回のシンポジウム。今後の報道に期待します。
2009年03月19日(木曜日)
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カテゴリ - フリー東トルキスタン
コメント
おつかれさまでした!
このタイミングでしか聞けないお話、GJです!欧米のウイグル問題が、「テロとの戦い」に回収されていないか心配でしたが、やはり難しい立場にあるんですね・・・
日本の、中国への支援は「アジア連帯」という美名で語られる事がありますが、かつてのアジア主義の根底は「反帝国主義」ですよね。頭山満のお孫さんが登壇なされて「孫文は、日本は王道を歩むか、覇道を行くかと言ったが、それを今こそ中国に帰したい」と、このような事をやっている中国と連携して何がアジア連帯か、と言われたのは良かったと思います。
T-T #- |
2009-03-20 |
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ここらへんがわかりやすいですよtt
http://blogs.yahoo.co.jp/saipan_is_number1/54690411.html
http://www.news.janjan.jp/world/0507/0507219857/1.php
O #HVLjdtec |
2009-03-22 |
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