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8陣design blog > フリーチベット > 『2団体に別れたチベットデモの総括。ピースマーチとピースウォーク。』

2団体に別れたチベットデモの総括。ピースマーチとピースウォーク。

チベット民族蜂起50周年ピースマーチ@渋谷
14日のデモ。宮下公園周辺。

チベットの自由を求めるピースウォーク
7日のデモではダライ・ラマの肖像が上がりました。

2ちゃんねるに書こうかとおもっていたのですがヤフーBBはアクセス規制中。
デモが終わったし自分はどの団体にも入ってないので、個人の立場として見たこと聞いたことを書きます。

・デモでのチベタンの主張

まず7日のデモ。デモ参加者の中で話題になっていましたが、主催団体「自由なチベットを愛する会」が用意したシュプレヒコール、とくに「We Love Free Tibet!」をデモ行進中にチベタンがまったく叫ばなかった件。

そして昨日。TSNJ主催の14日のデモ。デモ前にカルデンさんが力強く訴えました。「中国はチベットから出て行け!」そのシュプレヒコールはどんなに日本人から批判があっても外せないと。チベタンとチベサポから拍手が起こりました。

基本的にデモの参加者は主催団体の主旨に反することはするべきではないし、嫌なら参加すべきではないでしょう。しかしチベタンと主催団体に溝があった場合にどちらを支持するのかといえば、もちろんチベタンのほうです。

シュプレヒコールについて話しをされているときに自分はイリハムさんの近くにいたのですが喜んでいましたよ。ウイグル、モンゴルのことも語っていましたし、中国政府に弾圧をうける民族の代表としてカルデンさんの言葉は心を打つ内容だったとおもいます。

今回のデモが別れた理由にチベット人やウイグル人の真剣な中国政府への抗議の声を尊重しない人たちの影響があった。そんな結論ですかね。しかし両方のデモは、主催団体に問題があっても素晴らしいデモだったとおもいます。個人的には。チベタンがリードしてデモの成功に導いた結果です。

・間違った日本人チベサポの中道路線

高度な自治派も、独立派も、アムネスティなどの人権団体も、ダライ・ラマ法王も中国政府への抗議や訴えが前提で発言しています。抗議という意味ではそこに中道も意見の対立もないわけです。

デモ行進とは何か?デモ行進は平和的な抗議でしかありません。平和的でないデモ行進は存在しないはず。しかし日本人チベサポの中にデモ行進ですら平和的ではないから嫌だ、そんな考え方の人がいるようです。

キャンドルライトや常圓寺のイベントで出た話しのようですが、ダライ・ラマ法王の中道路線を支持するといって、中国政府への抗議デモと平和を主張するだけのデモを対立させて語っている人がいるとのこと。それは他の人も指摘していますが完全な間違いです。ダライ・ラマ法王の発言とは関係のない、一部の戦後日本人が持つ平和観を持ち出して別の中道路線を作ってしまっています。

去年3月ラサであったチベタンのデモ。あの映像に映っていた暴れるチベット僧は中国政府の自作自演。チベタンは平和的にデモで、非暴力と対話で訴えただけです。しかし日本では今もあの映像が使われ暴動と報道されています。そしてチベット青年会議がテロ組織だという中国側のたくさんの報道。去年ラサで起きたことや独立派が暴力的で平和的ではないと信じ込んでいる日本人チベサポは、中国政府のプロバガンダに毒され過ぎです。チベサポなら嘘を嘘と見抜けないと。

とりあえずここまでですかね。

本当は強化期間が終了の3月末に総括で書こうかとおもっていたのですが、デモの件は2ちゃんねるでだいぶ議論していますからね。しかしこれだけ書けばどういう人間が在日チベタンやウイグルの人たちを批判しているのかよく分かるはずです。とくに2ちゃんねるの昨日からの書き込み。右左の対立やチベットとウイグルが対立している構図を匂わせて煽るやり方は巧妙です。

しかし言い訳がましいことをしても、チベタンや他のチベサポの心は離れていくだけだとおもいますよね。今回デモが分かれたのは、それだけ問題が具体化してきた結果だとおもいます。

もちろんチベタンもウイグルも対立していません。新風は別ですが、TSNJ内の右も左も対立していないとおもいます。対立しているのはチベットだけを支援したいピュアで平和大好きな人たちだけです。

そういえば1月にTSNJのメーリングリストであった騒ぎ。自分は登録していないので詳しくは分かりませんが、このTSNJをやめた人はいち早く問題に気づいていたわけですね。
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1231551909/62-64

かなり前のデモからチベタンと一部のチベサポで対立があって、しかも日本人の平和ボケが原因ならけっこう問題だなあ。チベタンは日本人支援者と争いたくないだろうし。

チベット人もウイグル人も身内や身近な人間が殺されたり弾圧されたりしているわけで抗議の姿勢は本当に真剣ですよ。そしてその虐殺国家を支援しているのは日本人。どんなに平和的でピュアで無垢な存在だと日本人が主張しても、我々はチベットを弾圧している加害者に世界で一番近い立場の国の国民ですからね。

反中国共産党は、現代の日本人の義務か宿命ですよ。



2009年03月15日(日曜日) | コメント(3) | トラックバック(0)
カテゴリ - フリーチベット


コメント

貴重な考察。とても勉強になります。ありがとうございます。こういう声はとても大切なのですよ :-)

> 「We Love Free Tibet!」をデモ行進中にチベタンがまったく叫ばなかった件

なるほど,これは貴重な証言ですね。確かに,チベタンにとってはそれどころではないという気持ちでしょう。この証言だけで全てとは決め付けられないにしても,とても重要なお話だと私は思いました。

ちなみに7日のデモも「中国人,チベットから出て行け」のシュプレヒコールは行ないました :-)

7日当日は,法王事務所との実質共催のようなデモで法王事務所にあった法王様の写真を掲げて行進しました。このようなことは今までなかったとのこと。TSNJ結成初期の頃は法王事務所との共催はありましたが,法王様の写真を掲げての行進は,ほぼ同日にイギリスやアメリカで行なわれた抗議活動でも同様のスタイルでしたので,良かったのではないかと私は思っています。
海外のチベット支援団体も,右左その他と日本以上に多様な支援団体の寄り合い所帯ですが,共通しているのは法王様への信頼と忠誠です。
海外のSFTもTYCも含めて,「これを前提に」,各々の団体が各々の立場から際どいパフォーマンスを含めて,多様な抗議活動を心を合わせて展開していますよ。

チベットの自由を愛する会は,法王と亡命政府そして日本チベット事務所も含めて,中道路線を全面的に支持するために結成された団体です。主催者のチベット支援歴は,少なくともあなたよりもはるかに長い。。。
もしあなたが,チベット仏教思想なり,チベット問題におけるこれまでのチベット亡命政府の取り組みについて,十二分にご存知あると言うのであれば,一度お会いして,お話を伺いたいと私は思っております。

日本独自の中道路線という指摘ですが,それが具体的にどのようなものなのか? 私自身,この点が私には良く分かりません。この点について,もう少し噛み砕いた根拠のある説明があれば,私にとっては幸いです :-)

> 中国政府のプロバガンダに毒され過ぎです。
これについては同感です。チベサポに限らず,日本人全体が残念なことになっていると私は思っています。でも,最近はマスコミもけっこう頑張ってくれているのは,嬉しい限りです。

> 1月にTSNJのメーリングリストであった騒ぎ。自分は登録していないので詳しくは分かりませんが、
照会先の2chログ倉庫を読ませていただきました。
その後,言い出した当の本人は殊勝なことを言って,今も残っていますよ。
事の次第を確かめた上で発言するというのであれば,実際にTSNJ-supportメーリングリストに参加してみるのが良いのではないでしょうか?,別に怖いところではありませんよ。私も,素人の付け焼刃の無手勝流の海外のチベット情勢の最新情報を日に数回投稿しておりますし,日本のマスコミが報じない今現在のチベット問題に興味があるのであれば,お勧めします。

あと,最後になりますが,TSNJの内部については,知らないことを書くのはどうかと思います。これだけは自分の目なり耳で確認を取ってからの方が良いかと思います。

いずれにしても,TSNJは日本で活動している組織間の情報共有のための組織であると明記されており,本来,裏方に徹する団体であり,日本全体を取りまとめて何かの活動をするといった団体ではなかったことがTSNJのサイトやブログからも読み取れます。したがって,今までTSNJの方が,かなり無理をしていたという見方も可能なわけです。

むしろ,TSNJに加盟している団体が各々積極的に,各々のスタンスで活動するようになっていっている今回の状況は,好ましいと思います。今度設立されるであろうTYC日本支部の件についても同様ですし,自由なチベットを愛する会についても同様です。いろいろあった方が,いろいろなことができるので,多様性を尊重することは大切だと思います。

海外では,その多様な勢力が法王への信頼と支持の下,一つに結集しているのですから。そして,この点が,日本においては,今ひとつ明確でないのではないか?という懸念も私にはあるのです。

jiro.siwaku
jiro.siwaku #- | 2009-03-16 | URL | 編集

jiroさんへ >チベットの自由を愛する会は,法王と亡命政府そして日本チベット事務所も含めて,
>中道路線を全面的に支持するために結成された団体です。主催者のチベット支援歴は,少なくともあなたよりもはるかに長い。。。

チベット支援暦は、去年のチベット騒乱からの一年程度、しかも酒飲みのイロモノとして失礼します。

ここ最近思うことですが、チベット問題の直接の加害者は中国で、被害者はチベタンです。そして、今も本土で弾圧されながら一身に祈っている人たちを助けたいと言う点では、皆が一致していると思うし、その意思を最も強く持っているのは、自分の家族が殺されたり、家族と別れて亡命したチベタンであり、ダライラマ猊下も、まず全てのチベット人のため「中国の政策への抗議」という前提を持って、「中道」を行っていると理解しています。

そして「ダライラマ法王」は、自分の思想と合わない物に対しても、対話で臨みます。だから世界はチベットを支持し、排除の論理を使っているのが中国であると分かる。

「ダライラマ、イエスを語る(ダライラマ・中沢新一訳)」という本があります。1994年のロンドン講演で、ダライラマ猊下が「ジョン・メイン・セミナー」の講師をつとめられた時の記録です。

序文、ベネディクト会の「ローレンス・フリーマン神父」が、ダライラマ法王猊下をこう評しております。

――ダライ・ラマのアプローチにはさらにもう一つ、謙虚な側面があった。それは、ダライ・ラマが最初に、自分はキリスト教の聖書や神学はほとんど知らないが、学びたいと思っている。と発言したことだった。(29頁)――

そしてキリスト教徒は、ダライラマ猊下の読解について「新たな読み方を教えられた」と好意的に受け取られ、互いの理解を深めた講演となりました。同じ所と違う所があり、様々な段階がある。それで良いというのがダライ・ラマ法王のお考えでしょう。仏教とキリスト教の考えを比較し、こうも語っております。

――完全に目覚めた、霊的に成熟した、温かい心を持った、善い人をつくるという目的は同じだ、と認識することも大切です。(129-130P)――

しかし、二つの宗教が一つになる必要は無いと 。

――目的は同じだという認識と、人間の心の傾向はじつに多様だというはっきりとした認識、この二つの認識をもつことが、対話への基礎となると思います。私はいつでも、この二つの前提を胸に、他の宗教との対話に参加します。(129-130P)――

「同じ所」と「違う所」があって良いという姿勢すら認めず、無残な行為を行っているのが中国、という抗議であったハズです。

>もしあなたが,チベット仏教思想なり,チベット問題における
>これまでのチベット亡命政府の取り組みについて,十二分にご存知あると言う
>のであれば,一度お会いして,お話を伺いたいと私は思っております。

ここに関して、「日本の中道路線の特殊性」についての疑問を感じます。

少なくとも私は、ダライラマ法王のお考えやチベット仏教の全てを、到底理解しておりませんし、深く理解なさっている方への尊敬を持っています。しかし、それらを「排除の論理」にすると、去年のような熱は戻ってこないのでは。

多様な運動が、新たなリソースから結成されるのなら問題はありませんが、今年のラサ決起50周年の3月、チベット活動の中心がTSNJであったのが事実であり、ピースマーチが最も集客が多かった。それなのに、なぜこの時期に分裂騒動なのか・・・と思います。

ダライラマの精神を尊重して、味方であるチベット支援者・チベタン・そして同じ問題を抱えるウイグルなどと、本当に「中道」の対話が出来なかったのかと残念です。私自身も、仮に騒動の中にいても何も出来なかったでしょうけど・・・

たしかに政治には、現実的妥協という物があるでしょう。7日のデモ、2月28日のロサル、9日の法要はNHKによって報道されましたし、10日の「宗派を超えた仏教の会」や、14日のピースマーチは報道されておりません。ここから「最もチベット問題解決に近道」な判断というのがあるのなら、一外野の批判する事ではありません。

しかし、ガンジーの思想は「目的のためにも、手段を選ばなければならない」という物でした。チベット仏教及びダライラマ法王の思想を、排他的に動員するならば、主張の源泉を失う事になり、結果的に全てが上手く行かなくなる可能性もあるのでは?と危惧します。

ドアから見える光が、本当に出口に通じているのか、もう一度じっくり考える必要があるのではと思います。
T-T #AIlHpmOk | 2009-03-16 | URL | 編集

T-T #AIlHpmOkさん,

コメントありがとうございます。
また,貴重な情報も掲載くださり,感謝します。

ああ,なるほど,日本における独自の中道路線とは排除の論理に基づいているというご指摘ですね。

そして,何が排除なのかといえば,チベットの問題は誰でも普通に思う普遍的な価値に対する支持表明であるのに,知識の多い少ないで人を峻別し,人を寄せ付けないものにしてしまっているのではないか?という懸念のご指摘ですね。その通りだと思います。

私自身も決して専門家ではないので,折に触れ,人から話を聞くことを心がけています。先のコメントでの私の記述も,あなたが専門家であればいろいろお話を伺いたい(この人いろいろ知ってそうだなと思いました)という趣旨で書いたものです。実際,あなたのコメントで,私の知らなかった貴重な情報も得られました。感謝します。

また,別の一例として,ウィグルやモンゴルといった同じような思いを持つ他の民族との間の日本国内での対話がうまく出来なかったということも挙げられていらっしゃいますね?

つまり,このような民族連携を支援する団体が設立に至っていない現状があるというご指摘ですか?

そういう意味では,今度の28日に予定されている中国チベット自治区政府が制定したチベット奴隷解放日に対する抗議活動デモでは民族合同が念頭に置かれており,皆揃うことができるので,またとないチャンスですね :-)

14日のピースマーチの報道がなかったのは私も意外でした。どうしてなのだろうか? でも,その分,ブログやYoutubeで形としてしっかり残していきましょう!

jiro.siwaku
jiro.siwaku #- | 2009-03-16 | URL | 編集


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